私の母は、ある日化粧品売り場でお買い物をしたそうです。
そこで店員が10カ所スクラッチがついたカードを差し出して
「この中から5カ所削ってください」
と言ったそうな。
母が真ん中あたりをまとめて削ったところ
当たり
当たり
当たり
当たり
当たり
母「これ、実は全部当たりなんじゃないですか?」
店員「そんなことないですよ。試しにここ削ってください」
言われた通りにはじっこのあたりを削ってみると確かにハズレが出てきました。
店員「パーフェクトなんてすごいですね」
と、後ろを向いてごそごそ。
5個も当たりを出したのだからさぞすごいものをもらえるだろうと高まる期待。
店員「はい、どうぞ」
にこやかに差し出されたのは台所用洗剤5個
ちなみにスクラッチカードは5個が当たりで5個がハズレだったそうです。
偶然通りかかった知り合いに1個押しつけれたものの
買い物した化粧品より重いおまけを持って帰宅することになったのでした。
今日は母の誕生日で実家に行ってきたのですが、
こういういきさつで洗剤を1個もらってきました。
ついでにオリジの原型の描いてある当時の部誌とかも持って帰ろうかと思ったけど
中身をぱらぱらしたらとても見るに耐えない物体だったのでそのまま戻してきました。
中学時代に書いた小説とかも出てきたけど
腐女子的エロ小説とか、読み返しても後悔するだけだっつの。
私の文章力なんて、昔もたいしたことなかったんだよきっと。